2009年8月31日月曜日

補修のはずが・・・

前回の小人制作を終えて8月19日(水)に補修作業に研究室二人で日帰りで行ってきました。
名古屋にいるときの計画ではペンキ塗り・釘打ち・支柱の鏡面磨きと小人の追加配置のはずだったんですが・・・




ご覧の通り「ツマリ楽園」がアンコールワットの遺跡のように自然に飲み込まれそうだったので急遽、草刈りメインの作業になりました。








膨大な草と格闘すること3時間、なんとか手鍬で集落を設置した範囲の雑草を刈り取ってきました。
手前には刈り取った雑草でミニ城山ができる始末です。
公園を管理されている関谷博さんによると、ここ1一週間にあった雨で雑草が急に成長したとのことですが、管理の不行き届きの結果です。

こんなひどい状況にいらっしゃった方にお詫びしたいと思います。
すいませんでした。




草刈りの作業中に偶然、老人会の方が菖蒲園の草刈りにいらっしゃっていて休憩中にスイカをごちそうになりました。
炎天下の中、慣れない草刈りでへろへろになっていたので本当に助かりました。
老人会の皆さん、ありがとうございました。

2009年8月13日木曜日

小人製造中

今回は「ツマリ楽園」の住人の制作風景です。

つくりかたをご説明します。



1.ドイツプライザー社製の1/25スケールの模型を加熱し松代のお年寄り風に腰をかがめます。



2.変形させた模型をシリコンで型をとります。



2.型をとったシリコンにスポイトでポリエステルを流し込み、設置用の針金を差し込みます。
 (このポリエステルがものすごく臭くて、伊藤研究室周辺では異臭騒ぎに発展しました。)

3.数時間するとポリエステルが熱を発しながら固まるので脱型します。



4.取り出した小人をペンキで圧塗りして完成です。

名古屋生まれの松代住民はこのように制作しています。
ちらほら「ツマリ楽園」の破損情報が伝わっているので、近日中に修理に向かう予定です。