2009年5月14日木曜日

やね

4月11日から13日にかけて新潟の松代町に研究室のメンバー全員で行ってきました。
作品に登場する集落の家屋を越後らしいものにするため、数件見学させていただきました。
今回はその内の一件を紹介します。

この物件の用途は公民館ですが、屋根の上にトタン貼りのボリュームが乗っかっています。
ボリューム内部の空間はどうなっているのかと気になるところですが、中身は何も有りません。ただ屋根勾配を大きくすることで冬場の雪下ろしの手間を省くために増築されたそうです。
この物件は松代町が積雪量の多い地域であることと過疎化で人でが足りずに雪下ろしができなくなっているという状況をよく表しています。

それにしても、古い家屋の屋根形状にピッタリ合わせて増築しているところがにくいです。



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