2009年9月28日月曜日

補修と作品巡り

今回は期間中の終了間際に定期的に行った補修作業の模様とドイツ人作家アンティエ・グメルスさんの作品紹介です。

前回の補修では草刈りに追われて作品自体のメンテナンスがおろそかになっていましたが、今回は内部までペンキ塗装を行いました。
あと、前回刈り残した雑草を関谷さん(公園の管理人)が電動草刈り機で刈り取ってくださり、小人が草むらから現れていたので小人の配置も蟻の行列のように修正してきました。

作業中も多くの方に来て頂けたので鑑賞の様子を見ていたのですが、小人の行列に子供とお年寄りの方が関心を示されていたのが印象的でした。
子供は「ひと!、ひと!」という感じで無邪気に騒いでいて、お年寄りのかたは「兵隊さんが並んでる」などと鑑賞者の人生経験が伝わってくるような会話がされてました。
なんとか彼らも役目を果たしてくれているようです。

補修作業の後、すぐ近くにあるアンティエ・グメルスさんの作品を見に行ってきました。
グメルスさんは僕らが三省ハウスで制作作業をしているときにちょくちょく見にいらっしゃっていて、鏡を分けてもらえないかと頼まれたこともあって面識があるんです。
あいにく予備の鏡が少なかったのでお譲りすることはできなかったのですが、作品を見に行ってなぜ鏡が欲しかったのか納得できました。
静かな森の中に無数の鏡のかけらが木漏れ日とともに揺らいでいて、とても幻想的な空間でした。山奥ながら多くの方が訪れていてグメルスさんも嬉しそうに解説してました。







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