2009年7月3日金曜日

1日目(公開制作)


公開制作初日の参加者は残念ながら柳能弘さん一名だけでした。
柳さんは4月の現地調査のときにお宅(タイトル『コンクリ』で紹介)を拝見させていただいたり、作品制作のネタとなりそうな情報を提供してくださった方です。

農舞台近くの商店街で行ったので多くの参加者を期待していましたが、非常に残念です。
柳さんに作品制作への住民の参加状況を伺ったところ住民はあまり積極的ではなく、そこが問題だというお話でした。越後トリエンナーレのテーマの一つである「共働」を実現するのは今回で4回目を迎えても容易ではないようです。

しかし、参加者が来なかった理由は僕らの一方的な御願いであったからともいえます。
勝手に「名古屋から来ました、作品を一緒のやりましょう」というのは冷静に考えれば無理な話です。まずは、草刈りや田植えなど住民の生活を学生の若い力で助けてあげることからはじめることが筋だったと感じました。
ギブ&テイクの関係を築くにはどうしたら良いか、これを機にもう一度考え直したいと思います。



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